当プロジェクトの指針について

 

1.このプロジェクト(ICU史再考プロジェクト)は、ICU(International Christian University 国際基督教大学)の大学紛争/闘争(その前の1950年代末や後の1973年にもありましたが、特に1966年~1970年)を可能な限り客観的かつ多角的に振り返り、この時期からの対立と対話の不在によって生じている様々な断絶に可能な限り真摯に向かい合い修復を図ることを最終的な目的とするものです。

 

 2.そのため、このプロジェクトでは、当事者(その当時の学生、大学職員、関係者)の証言・資料・記録を幅広く集め、同意を求めたうえでネット公開をめざします。

 

 3.上記の目的を達成する過程で、この問題に関心を持つ在校生、卒業生、途中で退学された方・除籍された方、および大学職員(辞職・退職者を含む)が、個人の立場でおのずから相互に対話できる環境をつくりあげる一助になることを願っています。

 

 4.第一段階として、ICUの当時を知るための資料を多角的に収集し、そのリストを掲げ、当時の大学間における学生のつながりや相互の影響を考え、他大学の大学紛争/闘争・学生運動を振り返るサイトや、関連文献のリストの掲載も目指します。

 

 5.いずれは自然な展開のうちに、大学当局や同窓会、図書館の協力が得られるよう努力します。